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早めの完治を目指したい腱鞘炎

time 2022/05/06

早めの完治を目指したい腱鞘炎

腱鞘炎は慢性化しやすいだけに、少しでも早めの完治を目指したいものです。患部をできるだけ動かさないよう安静にしながら療養するのが最適ですが、大抵の場合、利き手に発症してしまいますので、まったく使わないようにするのは困難です。特に、利き手の親指と人差し指の付け根周辺に激痛を感じるタイプの腱鞘炎は、ペットボトルのフタをひねって開けるときや、食事で箸を持つことでも激痛が生じるようになります。生活するうえで無意識に使ってしまうだけに、完全に安静状態を続けるのは難しい面があります。

さらに問題となるのが、就寝中の悪化です。腱鞘炎は、朝起きたときに痛みが増していることがあります。就寝中は無意識状態になるため、寝返りを打ったときに患部をひねったり、身体の下敷きにしてしまうことがあるからです。また、覚醒直前の時間帯は関節や筋肉が硬めになっていることもあって、ことさらに悪化しているように感じてしまいます。

手の使い過ぎが原因ではありますが、肩こり同様、血の巡りの悪さも慢性化を招く原因となりますので、自律神経を整え、血流を改善させることも大事です。安静を心掛けるうえで、テーピングやサポーターで患部を保護し、動きを制限することも有効です。布製サポーターのほか、水仕事も可能なゲル素材の製品もあります。一度貼っておけば数日間そのままで良いテーピングも有効です。

特に、伸縮性のあるキネシオというテープは、患部を固定するだけでなく、血液やリンパ液の流れを促して治療に役立てることもできます。貼り方には、ある程度の知識とコツが必要ですので、最初は専門の治療師に貼ってもらうほうが、より有効となります。腱鞘炎は、いったん治ったように思えても、少し無理をすると再発しやすい厄介な疾患です。治りかけの安静が大事です。

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